夏休みは「子ども哲学対話 たからばこ」を開催しました。

9月に入りました。学校が始まったお子さんが多いことと思います。

今年の夏休みはとても短く、あまりの暑さで外に出ることも、
コロナの影響で旅行もままならず、
ちょっと寂しく、物足りない夏休みだったかもしれませんね。

ダーウィンランゲージアーツスクールでは、
この夏休み、全国から約30名の小学生の仲間が
オンライン上に集まってくれて、
「子ども哲学対話たからばこ」を2日間開催しました。

参加してくれた小学生の皆さん、本当にありがとうございました。

一人一人が一つのテーマについて、
真剣に向き合い、仲間の考えを聞き、自分の考えを話し、
まさに参加してくれた全員が頭の中に
「思考や言葉のたからばこ」があることに自ら気付き、
立派な哲学者となっていたと思います。

「他の人の考えと自分の考えが違うことに気付けてよかった。」

「みんなの意見を聞けて楽しかった。」

「またやりたい!明日もやろう!」

「友達になれてよかった。」

「一つのことに取り組むことがあまりなかったから、楽しかった。」

「どう違うのかがわかったし、どう考えるのかわかったからよかった。」

等々、参加してみての子どもたちからの感想をもらいました。

そして、子どもたちの哲学タイムが終了後、
お母さんたちともお話をさせていただきました。

なぜ哲学対話に申し込んでくださったのか、
その理由をお伺いしてみると、

「人間の本質的な部分を教えていかないといけないから。」

「フランスのドキュメンタリー映画で子どもの哲学対話を見ていたから

興味があった」

「友達とトラブルがあったときなど、穏やかに対話できると

いいなと思っていたから。」

「グローバルな世の中で、日本人は自分の考えをアピールする力が

劣っているな、と感じているから。」

「コロナ禍で減っているコミュニケーションの場を

オンラインで補えるのがいいと思ったから。」

「話す練習になるから。」

「自分らしく表現する力をつけてほしいなと思ったから。」

等々、皆さんの言葉から、日常の意識の高さを感じました。

子どもたちの気付きもさることながら、
そばで様子を見ていたお母さんの気付きも大変貴重だと思います。

「オンライン受講は受け身のイメージが強かったですが、
これだと一人一人が主体的に参加できるんだなと思いました。」

「普段はそんなに考えてなさそうなのに、
自分の考えをしっかり言葉で表現していてびっくりしました。」

「日頃から、親子での対話を大事にしたいと思いました。」

等々、嬉しいご感想をいただきました。

実際に会って話すことも大事ですが、知らない仲間にオンライン上で会い、
考えを深める体験ができるのは、今の時代を生きる子どもだからこそです。

哲学対話たからばこ。
9月からは毎月開催しておりますので、
ご興味がある方は、どうぞお気軽にご参加ください。

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